新春ドラマスペシャル 君が選んだ未来~New Sunshineリターンズ~
※この記事はMesemoa.全国ツアーCh8内で披露されたドラマ風演目「君が選んだ未来~New Sunshine~」の続編スペシャルドラマを妄想したフィクションです。放送予定はありません。
※なんでこの時期かというと、New Sunshineの発売時期に近いからというのと、New Sunshine→日の出→正月みたいなイメージがあったからです。
予告CM
(BGM:New Sunshineインスト)
(太字はテロップだと思ってください)
白服「まだそんな売れない企画ばっかり作ってたの?」
最後のチャンスを掴んだランチに再び危機到来!
ノックソ「ほんなら君ら2人で勝負してみたらええやん」
負けたら左遷の社内コンペ!?
(二番煎じ、にーちゃんのカット)
再びあのチームが集結
(白服、あおい、とみたけのカット→野崎弁当のカット)
最強のライバル登場にランチの運命は…?
君が選んだ未来
~New Sunshineリターンズ~
1月3日 21:00~23:09放送
CAST
ランチ(野崎弁当)
設定がマニアックすぎるがゆえに売れないゲームばかりを思いついてしまうゲームクリエイター。ゲーム製作の仕事を諦めきれず転職したものの、結果が伸びず最後のチャンスだと言われたゲーム製作でセカンド、兄者とチームを組んでサラリーマンが主人公のゲームを作りチャンスを掴んだ(Ch8より)。
セカンド(二番煎じ)
早く正確な仕事に定評があるゲームクリエイター。新人時代ランチが手掛けたゲームがきっかけで仕事に面白さを見出だした(Ch8より)。兄者と同期。
兄者(にーちゃん)
優柔不断なランチを助けながらチームをまとめるゲームクリエイター。セカンドと同期。
白服(白服)
マーケティング、データ分析に長け、売れるゲームを計算して打ち出すゲームクリエイター。海外事業から戻り、同期であるランチの仕事方針に物申す。
※白服とランチは同期だが、転職入社なのでランチが少し歳上
あおい(あおい)
学生時代からコンテストで優勝を重ねてきた入社2年目の天才プログラマー。実力はあるが、プライドも高くワンマンプレイヤー。
富田(とみたけ)
学力は低いが作品のセンスと技術力が評価され白服から仕事を依頼されるフリーランスデザイナー。人懐っこい性格だが協調性0のチームメイトに振り回される。
※彼らが勤務するゲーム会社ではニックネームで社員同士を呼び合う文化があります(Ch8での設定)。
早乙女社長(ノックソ)
父親の後を継いで就任した若社長。ヘラヘラしているようで、会社の業績を伸ばし続けており経営者として優秀。
大月(気まぐれプリンス)
感情をあまり表に出さず粛々と社長をサポートする敏腕社長秘書。※月読さんの時みたいな気まぐれプリンスをイメージ
居酒屋のマスター(ぜあらる。)
ランチたちが行きつけの居酒屋の店主。常連客には様子を伺い、時折サービス料理を出してくれたり、ぼそっとアドバイスをしてくれたりする。
バーの店員(フォーゲル)
富田行きつけのバー店員で、白服、あおいに振り回されるとみたけの良き相談相手。
ストーリー
セカンド、兄者の協力でリリースされたゲームがヒットし、クビを免れたランチは日々ゲーム製作に勤しんでいた。
そこへ海外事業から戻ってきた同期の白服がやってくる。ランチは再会を喜ぶが、白服はランチが製作中の企画書を見て言い放つ。
白服「まだそんな売れない企画ばっかり作ってたの?」
ランチ「白服はさ、それで楽しいの?」
白服「楽しい?仕事なんだからそんなことより、売れるもの作ることが大切でしょう?」
そこへ通りかかった早乙女社長。
早乙女「なんやバチバチしてんな?ほんなら君ら2人で勝負してみたらええやん」
ランチ、白服「「は??」」
早乙女「ウチから次に出す新作ゲームの企画を出して、社内コンペで競ってもらうわ。ほんで、勝ったゲームはめでたく新作としてリリース。負けたやつにはそうやな、武者修行でもしてもらおうか?」
白服「それって左遷ってことですか?」
早乙女「まあそんなもんか~ははは!じゃあ、がんばってや~!」
ランチ「ちょっと…!」
大月「社長が決められたことですので。詳細なスケジュールは後程。」
※立ち去ったあと、大月さん「また社長は勝手なこと言うて!」早乙女社長「ええやんおもしろそうやん」とかいうやり取りがある。
またもやピンチを迎えたランチはさっそくセカンドと兄者に協力を頼み、チームが再集合。相変わらずマニアックな設定ばかり提案するランチに頭を抱えながらも企画を詰めていく。
一方の白服は、データ分析からヒットを望めるゲームのシナリオを作成。若き天才プログラマーあおいにプログラミングを、デザインセンスを評価していたフリーランスデザイナーの富田にグラフィックデザインを依頼。
実力重視で集めたメンバーのため、チームワークはなく、冨田は息を詰まらせる。そして、フォーゲルが働く行きつけのバーへ飲みに行くのであった。
「もぉーー!げるたん!きいてよ!!」
「わかった!ごめん!ちょっとこっちのテーブル片付けたら行くから!」
そんなこんなで迎えた中間発表会。評価が高かったのは白服チームの企画。
次回のランチチームの会議でランチが提案した修正案は万人受けするような要素を盛り込んだものだった。
セカンド「なにこれ?こんなの全然あんたらしくない。こんな企画なら俺は力貸さないよ。」
そのまま部屋を出ていってしまうセカンド
兄者「セカンドくんには俺が話してみます。でも…彼の言う通りですよ。」
セカンドを追いかける兄者。ひとり残されてため息をつくランチ。初めてチームに亀裂が入る。
退勤後、ランチはチームで行きつけの居酒屋に一人で立ち寄る。
ぜあらる。「あら、めずらし。今日はおひとりですか?」
ランチ「ん…まあね。」
ほどほどに酒も入った頃、マニアックな珍味を差し出すぜあらる。「ほい、サービス」
ランチ「…美味い」
ぜあらる。「それ美味いって言う人はあんま多くはないですけどね。まあ好きな人はすごい好きですよね。」
ぜあらる。の計らいで自分の持ち味を思い出したランチ「ありがとう、ぜっちゃん!」
翌日、会社にて。
ランチ「セカンドくん!兄者くん!」
怪訝な顔を向けるセカンドと心配そうに2人を見る兄者。
ランチ「その…もう一度企画を考え直してみたんだ!見てみてもらえない…かな…」
ランチ「~~~という感じなんだけど、どうだろう…」
セカンド「……悪くないんじゃない。」
兄者「それでこそランチさんのゲームですよ。」
セカンド「まあでもそのままじゃ売れないな」
ランチ「えっ…」
兄者「そのために俺らがいるんでしょ!」
そして迎えた社内コンペ本番。
甲乙付けがたい企画となった二案に出席者はどちらを採用すべきか頭を悩ませる。
早乙女「決めたわ!ウチの時期新作は2本柱で行きます!!」
兄者「え?」
セカンド「ってことは…?」
ランチ、白服「どっちも採用ってこと??」
早乙女「いや、2チームとも想像以上にええもん作ってきてくれたからなーどっちかボツにするのもったいなくなってもうて!」「でもここで1個宿題です!それぞれもっと良くさせるために、両チーム協力してブラッシュアップすることー!」
各チームメンバー「「「ええーー!!」」」
大月「社長の決めたことですから。いいですね。」
早乙女「そういうことやから!最強のゲーム期待してんで!」
※ここでも退室した後、大月「最初から左遷なんてさせる気なかったんでしょう?」早乙女「ん~?さぁどうやろな~?」っていうやり取りがある。
白服「僕は、自分のやり方が間違ってるとは思ってない。けど、自分のやりたいことを貫いてるランチさんのことが羨ましい気持ちもあるのかもしれない。」
ランチ「俺はどうしても白服みたいにはできないし、白服も俺と同じことはできない。それでいいんじゃない?それぞれの良さがあるっていうか…まぁ、俺も最近改めて気付かされたんだけど。」
白服「そうだね(笑)でも、ブラッシュアップを協同で進めることになったからには容赦しないから!」
みたいな感じで白服さんと打ち解け、あおいさん、富田さんとがちゃがちゃしながら最強の2大ゲームをリリースするに漕ぎ着ける新春スペシャルドラマがあるといい…。
※この物語はすべてフィクションです。
※放送予定はありません。
茶番劇場にお付き合いいただきありがとうございました。